○頭のいい子はつくれる


 

《“頭のいい子”と“勉強ができる子”》

 

“頭のいい子”と“勉強ができる子”は、似て非なるものです。

 

ごく簡単に言い表すならば、“応用力のある賢い子”と“テストの点数だけが良い子”の違いです。

 

この違いを明確に理解していない保護者がじつに多く、それをいいことに塾側の宣伝広告にも「“頭のいい子”に育てます」と解釈できるような曖昧で絶妙なニュアンスの謳い文句が多いのです。

 

大手中学受験塾ができるのは、せいぜい「“勉強ができる子”を育てます」くらいです。

 

(まぁ、正直なところ、大手中学受験塾が本当に担っているのは、「“勉強ができる子”になるためのヒント教えます」くらいです。はい。)

 

ちなみに、“頭のいい子”と“勉強ができる子”の違いは、○中学受験を“カレー”に例えてみる をご覧ください。

 

 

《“頭のいい子”はつくれる》

 

偉い学者さんの研究結果だと、頭の良し悪しの遺伝確率は10%だとか40%だとか、様々な見解が飛び交っており、まだはっきりとしない分野の研究なのですが、それでも今確実に言えることは「頭の良し悪しの遺伝確率は低い」ということ。

 

わたしが今までにみてきたたくさんの親御さんやお子さんのことを考えると、確かに親からの遺伝という先天的要因よりも、後天的要因のほうが頭の良し悪しや成績の良し悪しに大きく関係していると思います。

 

パパママ自身の学力云々というよりも、パパママが賢い人かどうかで、子供へより良い学習環境を提供できるかどうかが確定する、というのがわたしがみてきた事実。

 

すなわち、パパママ自身が“頭のいい人”なのか“勉強ができる人”なのか、それによって子供の学習環境が大きく変わってくるので、その影響を受けた子供の結果も違ってくるということです。

 

親が我が子に相応しい環境を与えられれば、子供は“頭のいい子”になるのです。

 

 

《“頭のいい子”は親がつくる》

 

“頭のいい子”はつくることができます。しかしながら、“頭の良さ”はお金で買うことができません。

 

買えないからつくるしかないんですよ、親が。

 

しかも、学校の先生や塾の先生などにはなかなかつくれないんですよ、あなたのお子さんの“頭の良さ”は。親であるあなた自身が我が子のためにつくってあげることしかできないんです。

 

学校や塾ができるのは、せいぜい“勉強のできる子”をつくること。

親や家庭ができるのは、“頭のいい子”をつくること。

 

どんなに大金をはたいたところで、親のかわりになって子供を“頭のいい子”にしてくれる人はいません。“頭のいい子”は、親や家族との充分なコミュニケーションの中で育まれるからです。